茨城県水戸市出身。勝田東石川店で7年間勤務したのち、現在は那珂店にて勤務。学生時代はスポーツ経験を通じ、挑戦と成長を重視する姿勢を培う。入社後は自動車整備士として点検・車検を中心に経験を積み、現在は故障診断や見積作成など幅広い業務に挑戦中。仲間と支え合いながら、お客様に信頼される整備士を目指している。
プロフィール
Profile
ブランド力だけではない、
説明会で感じた「人」の温かさ
就職活動を始めた頃、「ブランド力の強いトヨタで働きたい」という思いが強くありました。トヨタの持つ技術力に興味があったことはもちろんですが、人生の様々な節目においてはそれが味方になると感じたからです。中でも、トヨタカローラ新茨城を選んだ決め手は、会社説明会で感じた職場の雰囲気です。先輩社員が気さくに声をかけてくださり、教育や研修制度について丁寧に説明してくれ、明るく温かい空気と安心して学べる環境があることを確信しました。
特に、社員同士で気さくなコミュニケーションをとり、協力しあいながら仕事をする印象は、入社後の今も変わりません。例えば、私がまだ対応した経験のない古い車の整備作業に挑戦するような時は、わからないことを気軽に相談をしながら作業を進めることができます。現場での対応力も技術力も尊敬でき、後輩や周囲の事も気にかけてくれる視野の広い先輩方と働けることも魅力の1つだと感じています。
挑戦できる社風の先にある、
技術的成長を求めて
整備士になりたての頃、「全ての仕事をできるようになりたい」という強い思いがありました。だからこそ、自分の技術の幅を広げるためには与えられた作業以上のことに挑戦する必要があると考えていました。若手の仕事内容は点検や車検が中心でしたが、エンジンやトランスファーの整備にも携わりたいと自ら手をあげ、挑戦の機会をいただきました。もちろん、時間通りに終わらないのではないか、先輩に迷惑をかけてしまうかもしれない…といった心配もありましたが、挑戦しなければ成長はありません。
目の前の不安ではなく、未来の成長を見越して行動してみる。この勇気を持てたのは、常に私自身のことを見守ってくださり、ピンチの瞬間も支え続けてくれた先輩社員のおかげです。日々挑戦を続け、できることが増えていく手ごたえが、やがてエンジニアとしての自信に繋がりました。今となっては社内の技術コンクールでも優勝することができ、技術が身につく実感を持てています。
技術を通して感謝される
喜びがある
日々の仕事の中でやりがいを強く感じるのは、故障の原因を正確に突き止め、直すことができた時です。例えば、エンジンのチェックランプが時々しか点灯しない車の故障診断をした時のこと。まずお客様から状況をヒアリングしたうえで、仮説を立てます。車体の温度の問題で消えてしまうのではないか?走行時に段差を超えると点灯が消えるのではないか?など、様々な可能性を検討します。その後、同じシチュエーションを再現し、仮説を検証していきます。
何度も考え試し抜いた先で、原因を特定できたときは大きな達成感があります。そしてお客様から直接「ありがとう」と言っていただけることも、大変嬉しい気持ちになります。車はただの機械ではなく、お客様の生活を支える存在であり、命を預かるもの。適当な診断は絶対にできません。そういった緊張感を持ちながら真剣に取り組み、やり切れた時の充実感やその先にあるお客様の笑顔に、常に支えられています。
“技術力”も“人間力”も
磨き続けていきたい
将来的には整備士としてだけでなく、サービスマネージャーとしてもお客様に寄り添い、信頼される存在になりたいと考えています。そのためには、できることの幅をさらに広げていくことが欠かせません。目指しているのは、板金修理の正確な見積りができる「エスティメーション1級(トヨタ自動車検定)」の取得です。事故車は見た目だけでは判断できない部分が多く、内部の損傷まで見抜くためには知識や経験を踏まえた高い判断力が必要です。難易度の高い整備に対応ができるように、日々勉強を重ねています。
また当社には技術的な経験値だけではなく、視野が広く、臨機応変な対応や配慮ができる「人間力」の高い先輩社員がたくさん在籍しています。会社全体を巻き込むチームワークが重要な当社の仕事では必須の力。だからこそ技術力を磨くだけではなく、人としての力を磨いていくことも私の目標です。先輩の背中を追いかけるだけではなく、追いついて共に並べるような存在に成長していけるよう、これからも努力を続けます。
