【レポート】86/BRZ Race オートポリス
2021.06.30
6月13日に行われた86/BRZ Race 第3戦 オートポリス大会。
当社が86/BRZ Raceに出場し始めてから初めてのオートポリス大会です✨
今回のエントリーは
【プロフェッショナルシリーズ】
#40 坪井 翔 選手
と、プロクラス1台でのエントリー😆
マシンやタイヤや工具などの荷物を積んだトラック組は7日(月)に茨城を出発💨
約30時間のフェリーの旅を経て、水曜日にオートポリス入りとなりました。
木曜から練習走行を開始。
当初は週末が雨の予報だった為、ブリジストンタイヤの予定で練習走行を重ねていましたが、
決勝当日は曇りの可能性が大きくなり、土曜日から急遽ダンロップタイヤも視野に。。。(。-`ω-)
そんな中土曜日に行われた専有走行ではダンロップタイヤで全体トップの2’11’187をマーク😆
いいイメージを持って翌日の予選・決勝へ、といきたいところですが、
翌日曜日の天気は、午前中の公式予選は曇り、午後の決勝は雨の予報と、
とーーーっても微妙な天気☔☁☔☁
午後の決勝がドライならダンロップ、完全雨ならブリジストンを選択したいという状況で
日曜日の朝ギリギリの時間までみんなで天気予報とにらめっこし、選んだタイヤはダンロップ!
そして午前中の予選。
専有走行のタイムには約0.7秒届かず2'11'957で、予選は8位。
雨はなんとか持ちこたえ、ドライのまま迎えた決勝では抜きづらいオートポリスのコースながら
さすがの走りで3台オーバーテイクし、5位でチェッカーとなりました。
もてぎ大会、富士大会とポイントを逃していましたが、ここでポイント獲得です✨
今回86/BRZ Raceチームとしては初めてのオートポリスで、プロドライバーである坪井選手からは
学ばせてもらうことがたくさんありました。
次戦SUGO大会は社員ドライバーのみでのエントリーとなりますが、
今回学んだ事を含めてさらにレベルアップしていけるようにがんばりたいと思います💨
応援ありがとうございました😃

【レポート】スーパー耐久 第3戦 富士24時間レース!
2021.06.02
C.S.I Racing
スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース
5月21〜23日 富士スピードウェイ
わずか4周で見舞われたエンジントラブルから、1時間半でレース復帰
3位に終わるも、チーム一丸となって戦い抜いた富士24時間レース!
スーパー耐久シリーズに参戦を開始して3シーズン目となる、C.S.I Racingは今年から新たに2台体制を敷くこととなった。トヨタ86によるST-4クラスに加え、最激戦区のST-ZクラスにトヨタGRスープラGT4を投入する。
シリーズ第3戦は、4回目となる「富士24時間」としての開催となり、「GR Garage水戸インターGR86」の2連覇をより確実なものとするため、「FABULOUS GRMI GR SUPRA」でのエントリーをスキップし、体制を集中して1台のみで臨むこととなった。そして、レギュラーの坪井翔と細川慎弥、堀尾風允を、久保凜太郎と鈴木宏和がアシストする。
ここまでの2戦、「GR Garage水戸インターGR86」はいずれも決勝では展開に恵まれず、2位に甘んじてはいる。しかし、予選では連続トップであることから明らかなように、速さではライバルに少しも引けを取っておらず、またトラブルに見舞われてもいない。今回は最大48ポイント獲得可能な一戦であるだけに、一気に差を詰めるどころか、逆転することを最大の目標とする。2年連続制覇、そして坪井にとっては3年連続制覇の期待もかかる。
公式予選
ST-4クラスにスポット参戦はなく、前2戦同様3台での戦いとなった。木曜日に行われた専有走行において、「GR Garage水戸インターGR86」は細川がトップタイムとなる、1分58秒121をマークして滑り出しは上々。午後からのセッション2は雨に見舞われたが、決勝の行われる土曜〜日曜日はドライコンディションとなるのは明らかだったことから、その時間をメンテナンスタイムに充てることとなった。ナイトセッションもウェットコンディションだったが、ここでは最終確認だけ行って、早々に走行を切り上げてもいた。
予選の行われる金曜日も雨に見舞われ、時には横殴りの豪雨にも。走行に支障のある状況だったことから、12時からの予選スタート時間前にディレイの通達があったものの、回復の傾向になかったため、やがて緊急エントラントミーティングが行われ、「13:00まで公式予選の開始はございません」との表示がモニター下に記される。これが30分ごと延長されていたが、14時15分になってようやく「14時45分から開始予定、Cドライバー以降の予選はキャンセル」との案内が。
ピットからはエンジン暖機音が響き始めるも、一時弱まっていた雨足が再び強くなったから、たまらない。今度は15分単位でのディレイが重ねられる中、結局15時10分にすべての予選キャンセルが決定。決勝のグリッドはクラスごと、これまでのランキング順となったことから、「GR Garage水戸インターGR86」は2番手につけることとなった。
坪井翔
事前テストまでちゃんと走っていましたし、昨日は午前中のドライを走れて確認はできているので、明日からはドライになるでしょうから、そんなに心配はしていません。24時間は去年も勝っていますし、速さより強さというか、壊れずに淡々と行くことが大事なので、勝ち方を知っているという意味では、落ち着いてレースをすれば、と。
3台しかいないので予選走ろうが走るまいが、1位か2位か3位なので、そんなに大きな問題もなくて、決勝を落ち着いて壊さず行ければいい、と思っています。僕自身、2連勝しているので、3連勝したいですし、24時間には特別な思いもあります。開幕2戦は、あんまりいい結果が残せていないので、そろそろ勝ちたいと思います。
細川慎弥
クルマのセットはそんなに悪くなかったけど、ここ数戦続いているトラブルが延長で出ていたので、早めに練習を切り上げてエンジン交換まで、レースに向けてのルーティンで早めにやっちゃおうということだったので。
24時間の長いレースだし、予選がなかったけど大丈夫だと思います。レースはトラブルも心配だけど、ミッションとかも弱いので、そのへんをちゃんと、しっかりマネージメントしながら、何としてもここで勝たないと、チャンピオンが無理になってくるので。集中して、みんなでミスなくやりたいな、と思っています。
久保凜太郎
昨日までで言うと、ちょっとトラブルもあったりしたんですけど、昨日のうちに全部メカさんがリフレッシュしてくれて、ナイトセッションで確認はできたので、クルマ的にはたぶん大丈夫そうです。
今週は雨を走っている時間の方が長いので、ちょっとまだドライのところには見えていない部分があったから、あとはもう明日の朝のウォームアップの30分、逃したら決勝しかないんで。もしクルマのバランスが悪くても、そんなに遅いところにはいないと思うので、チームとドライバー、力を合わせれば大丈夫かと。頑張ります!
決勝レース
土曜日の早朝に行われたウォームアップ走行は、すでに雨こそ上がっていたものの、まだ路面は濡れたままの状態からのスタートとなった。できれば、ここでフルドライでの確認がしたかったのだが……。やむなく前半はタイヤのスクラブを行うこととし、少しでも路面状態の向上する後半に、久保がチェック走行を行うこととなった。狙いどおり、後半にはライン上の水は履け、徐々にタイムは上がっていく。その結果、終了間際には2分3秒490を記録するまでとなり、ST-4クラスのトップで本番前の走行を締めることとなった。
決勝のスタートを間近に控えた富士スピードウェイは、路面こそすっかり乾いてはいたが、上空には灰色の雲が浮かび、なにやら不穏な面持ちもあった。今回、スタートを担当するのは久保。「GR Garage水戸インターGR86」で決勝に臨むのは久々ながら、斬り込み役には誰よりふさわしいと、チーム全員の意見が一致。期待に応え、久保はわずか2周でトップに浮上する。
ところが、4周目にまさかの光景が! 「GR Garage水戸インターGR86」がコカコーラコーナーで白煙を吹き上げてスピン。100Rでストップしていたのだ。幸い、走行は可能だったことから走行ラインを外し、時にはランオフエリアも走って久保は戻ってきた。その後、メカニックが下した判断は、エンジン交換。まだレースは始まったばかりなのに……。
だが、驚くべくは「GR Garage水戸インターGR86」が、わずか1時間半でエンジン交換を済ませ、ピットからコース上に戻ってきたことだ。なんたる速さ! その間にトップとは42周もの遅れをとったが、先はまだ長い。誰ひとりとして、諦めの表情を見せることなく、走行を再開することとなった。そして2時間を経過したところで、細川にバトンタッチ。
バトルのできない無念さはあれど、その後は順調に周回が重ねられていき、4時間経過した64周目に坪井に交代。ハイペースでの周回が続く。そして、ほぼ6時間経過した116周目からは鈴木の担当に。ペース、燃料消費ともに想定どおり。その後、久保〜細川の順で深夜帯に突入していく。間もなく折り返しを迎えるタイミングで坪井が、夜明けを控えたタイミングで久保が、それぞれバトンを渡し合っていた。
あたりがうっすら明るくなって、ナイトセッション終了の直前にコースサイドで出火した車両があり、約40分に及ぶ長いSCランが実施されたが、この間に細川と交代するとともに、不調をきたしていた電気系の修理ができたのも、不幸中の幸いと言えるだろう。突然ストップという悲劇は回避できたからだ。
あたりがすっかり明るくなると、サーキット上空には青空が広がっており、スタート時の状況から大きく好転。時計は8時を回った17時間目、390周目からいよいよ堀尾の担当となって、432周目まで走行して坪井に交代した。
そしてレースは間もなく残り4時間となる、487周目からは鈴木が走行。その直後に、ST-4クラストップを争っていた車両がガレージに押し込まれる。ST-X車両との接触で、足回りに大きなダメージを負っていたのだ。ひょっとすると……。しかし、想いは通じず、ポジションチェンジは許されなかった。そればかりか522周目に「GR Garage水戸インターGR86」は、ドライビングスルーペナルティを課せられてしまう。少しでも差を詰めたいという思いが、どうやら数回の走路外走行になってしまったようだ。
そんなハプニングはあったものの、ゴールまでの2時間強は久保の担当に。ラスト5周で大事をとって最後のピットストップを行い、そして24時間目のチェッカーを受けることに。「GR Garage水戸インターGR86」は3位でレースを終えた。
まさに悲喜こもごもの「富士24時間」となってしまったが、チームの「絆」は一層高まることともなった。次回のレースは7月31日〜8月1日にオートポリスで開催される。「FABULOUS GRMI GR SUPRA」も戦列に復帰、再び2台揃っての活躍を期待したい。
坪井翔
開始10分でトラブルが出ちゃったので、僕にはどうにもできなかったですけど、チームのみんながエンジン交換、めちゃくちゃ早く頑張ってくれました。こういう結果に終わりましたが、残り3戦全部勝てば、まだチャンピオンの可能性はあるので、切り替えてまた頑張りたいと思います。
細川慎弥
複雑な心境ですね、今回は絶対に勝たなきゃって来ただけに……。ただ、さっき計算したら、オートポリス以降、自力で全部獲れば、まだチャンスあるという結果だったので、気持ちを切らさず、みんなで行くしかないですね。流れがいい方に行けば、ポンポンポンと行けると思うんですよ。なんか今年、調子はいいのにレース展開の、雨量とかSCとかで展開に恵まれていないので、気持ちを落とさず、モチベーションを上げていきたいと思います。
堀尾風允
今、チーム全体と僕個人の感想があって、チーム全体で言うと、最初にトラブルがあったんですけど、メカニックの奮闘もあって、無事ゴールまでクルマを持っていけたのは、本当に嬉しいことで。でも自分の力不足があって、早くチームメイトの皆さんと同じレベルの仕事を……。課題はたくさんあるので、課題のクリアも楽しみながら、成長していきたいと思っています。
久保凜太郎
仕事は早かった、メカさんたちの。今週に関しては、それがいちばん嬉しかったことかな。すごく頑張ってくれたし、その後も小さいトラブルは出たけど、全部パパッと済ませてくれたのは、本当にGRGarage水戸インターのスタッフの力だと思うので、それがいちばん嬉しかったですね、なんだかんだ言って。次回はまた2台になります、頑張ります。
鈴木宏和
悔しいですね、それに尽きます。でも、みんな頑張りましたよ。メカニックがいちばん頑張ったと思う、ドライバーよりも。早いですよ、1時間半でエンジン交換したのは。めちゃくちゃ早い、うちのメカニック。トラブルもすぐ解消してくれたし、本当に走らせてもらった感じでした。やれることはやりました、はい。次はスープラでオートポリス、また頑張ります。
(文:秦直之)

GT4レース車両展示📣
2021.06.02
スーパー耐久シリーズにて参戦中のCSIRacing 311号車【FABULOUS GRMI GR SUPRA GT4】を期間限定展示😆
1週間ずつの期間で水戸市内の3店舗を巡ります✨
▶▶1週目
6月2日(水)~6日(日)
GRガレージ水戸インター
▶▶2週目
6月9日(水)~13日(日)
トヨタカローラ新茨城 水戸千波店
▶▶3週目
6月16日(水)~20日(日)
トヨタカローラ新茨城 水戸水府店
90スープラも同時展示予定😎
なお、水戸水府店・水戸千波店での展示にはGRガレージ水戸インタースタッフの常駐の予定はございませんのでご了承下さい🙇
各店とも日曜日の展示は16時ごろまでの予定となります。

【6月】HKSキャンペーン!
2021.06.02
6月はHKSがオトク!!
6月2日(水)~6月30日(水)の1カ月間、HKSキャンペーンを実施します😆
期間中はお買い得商品はもちろん、HKS HIPERMAX-Sを装着した86の試乗が可能です✨
6月6日(日)にはHKSスタッフによるパーツ相談会も開催🔥
6月6日にはHKSカスタマイズデモカーの【GRヤリス】も展示!
その他特典もあるかも!?😆
HKSホームページはコチラ👇
https://www.hks-power.co.jp/index.html

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