【レポート】S耐富士24時間レース優勝!
2020.09.17
ポールトゥウィンを飾った、富士24時間レースレポートです。
超長文ですがぜひお読みください😎
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▼▼▼
スーパー耐久シリーズに参戦するC.S.I Racingは、今シーズンもAドライバーに久保凜太郎を、Bドライバーに細川慎弥を引き続き起用。さらにCドライバーとして坪井翔を新たに加え、「GR Garage水戸インターGR86」で2シーズン目のST-4クラスに挑む。
本来、シリーズは3月末に鈴鹿で幕を開けるはずだったが、新型コロナウイルスの影響を受け、大幅なスケジュールの変更を余儀なくされ、全6戦での開催はそのままに、9月からのスタートに改められている。しかも、その初戦は富士スピードウェイで、24時間レースとして行われることになった。
そういった複雑な事情もあってか、かつては最多エントリーを誇り、最激戦区として知られたST-4クラスの開幕戦のエントリーは、わずか5台に留まってしまう。しかしながら、その5台はいずれも過去に優勝経験を持つチームからの出場とあって、まさに少数精鋭での激戦となることは、もはや必至でもあった。なお、今回は24時間レースということもあって助っ人に、GR 86/BRZレースクラブマンシリーズEXPERTクラス第1戦を制した、松井宏太を加えている。
【公式予選】
5か月も開幕が遅れ、より長いオフシーズンを過ごす格好とはなったものの、その間をむしろ有効に活用。マシンをより細かく見直し、改良すべきポイントは入念に改良、さらに数回にわたるテストも重ねてきた。まさに仕上がりは良好。実際、7月末に行われた公式テストにおいて、「GR Garage水戸インターGR86」はトップタイムをマークしており、このレースウィークにも意気揚々とサーキット入りすることとなった。
しかしながら、専有走行が行われた木曜日は、3セッションいずれもフルドライとはならず、絶えず路面状態が変化する微妙なコンディションであったため、トップタイムを記すことはできなかったものの、予選が行われた金曜日は天気が一転。ようやくフルドライでの走行が可能になった。
Aドライバー予選に臨んだ久保は、計測2周目に1分59秒589をマークしてトップに立ったばかりか、次の周には1分59秒053にまでタイムアップ。2番手にほぼコンマ4秒の差をつけた。続いて行われたBドライバー予選は細川が担当。久保よりも1周多くウォームアップを行なった後にアタックを開始して、まずは2分0秒059をマーク。その後、1分59秒649、1分59秒557と好タイムを連発するも、3番手に甘んじてしまう。
しかしながら細川はトップからコンマ1秒差におさめたこと、そして久保の築いたマージンもあって合算タイムにおいてトップとなり、初めてのポールポジションを獲得することとなった。なお、順位には反映されないが、Cドライバー予選を走行した坪井は1分58秒597、Dドライバー予選を走行した松井は1分59秒938を記録して、いずれもセッションのトップ。誰ひとりとして穴のない状態が確認され、まずは最高の立ち上がりを決めることとなった。
だが……。予選を終えた後にエンジンにトラブルが発覚。GR Garage水戸インターのメカニック主体のスタッフが夜を徹して交換し、決勝レースでの火種を取り除くことに。本来ならば、24時間もの長丁場に向けて、少しでもからだを休めたいタイミングでの労苦は、後にしっかり結果に反映されることとなる。
久保凜太郎
このオフにクルマをしっかりと進化させ、また坪井選手の加入で、その進化のスピードも上がりましたし、さまざまな積み重ねで、初めてのポールポジションを獲得することができました。今年はチャンピオンを獲るつもりで準備してきた結果が、ひとつ表れたと思うので、非常に満足しています。
決勝は天候次第ですが、専有走行で雨も走っていますし、こうやって天気が変わってドライになっても、こうやって速さが出せましたから、クルマ的には盤石です! あとはトラブルに見舞われたり、タイミングを外したりすることないよう、みんなで心がけます。
細川慎弥
今回の流れからすると、感触はまったく悪くなかったですね。チームの調子の良さと雰囲気で、これでポールが獲れなかったらヘコむなってプレッシャーがありましたから、安心しました。僕は3番手だったので(笑)。
決勝は長いし、去年いろいろあったので、焦らずじっくり。あとトラブルとか、接触みたいなちょっとしたミス、判断ミスなどドライバーがしなければ、クルマとドライバーに速さはあるので、きっと勝てると思います。
【決勝レース】
富士でのスーパー耐久における24時間レースは、今シーズンで3回目。過去2回は始まる前から、サーキット中に活気が満ちていたものだが、今回はコロナ禍の影響で入場者数の制限も設けられ、かつ観客にも三密回避が求められていたため、にぎわいに満ちるまでの状態ではなかった。とはいえ、観客には久々にレースを見る、ドライバーには久々に走りを見てもらえる喜びがあったのは間違いない。上空には雲が漂うようにはなっていたが、むしろ過ごしやすい状態の中、テンションMAXでレースは15時にスタートが切られた。
スタートを担当した久保のダッシュは絶妙、後続を寄せつけることなく1コーナーに飛び込んでいく。その後も安定したペースで、ライバルたちを久保は引き離していった。しかし、スタートから1時間を経過して間もなく、文字どおり雲行きが怪しくなる。ポツリポツリと雨が落ち始めたのも束の間、一気に大雨に転じ、ほぼタイミングを同じくしてストップ車両があったことから、最初のセーフティカー(SC)ランが実施される。
このタイミングで最初のピットストップを行い、細川に交替。それまでも20秒以上のリードを築いていた「GR Garage水戸インターGR86」ながら、SCラン中に異なるクラスの車両を2番手との間に挟んだこともあり、よりリードを広げることとなる。細川はウェットコンディションに転じてもトップをキープし続けていたが、雨脚は強くなる一方だったことから、3回目となるSCランを経て、18時7分に赤旗が出されてレースは中断。カミナリを伴う大雨により再開まで4時間以上を要し、ようやく22時30分にリ・スタートとなった。
ただ、再開されたとはいえ、依然として雨は降り続いており、強さを増すたびSCが導入されるの繰り返し。ライバルの追い上げを困難にするという意味では「GR Garage水戸インターGR86」に有利に事が進んだ一方で、SCラン中のスローペースは、いささかドライバーにはストレスもたまっていたことだろう。また、そのSCラン中にライバルチームは義務づけられた、10分間のメンテナンスタイムを消化していたため、さらにリードは広がる形ともなっていた。
順調に周回を重ねていた「GR Garage水戸インターGR86」ながら、好事魔多し。ちょうど折り返しを迎えた夜中3時に、松井がピットに戻ってくる。ST-5クラスの車両と接触があって、確認・修復と同時にメンテナンスタイムを費やすこととなったのだ。このタイミングでの10分のロスはあまりに大きく、トップを明け渡したばかりか2周近く離されることに。我慢の時がしばらく続く。
ただ、そのタイミングにもドライバーはコンスタントにタイムを刻んで、差を広げることなく周回を重ねていたことで、後に好機が訪れる。明け方には雨もやんで、やがてドライタイヤでの走行も可能な状態にまでコンディションは回復。そんな中、残り3時間を切って、また雨が降り出し、瞬く間に路面を濡らすことに。
ST-4クラスのライバル車両がすべてウェットタイヤに交換する中、「GR Garage水戸インターGR86」をドライブ中の久保はステイを判断! すぐに雨はやんだことから、久保は一気にトップとの差を詰め始める。2周近くあった差が40秒を切るまでとなった時、相手も観念したのだろう、22時間経過後の420周目に久保はトップに再浮上。それから7周後に、坪井と交代してもトップをキープし、そのままチェッカーまで駆け抜けていった。
先にも述べたとおり、決勝前夜にはほぼ徹夜でエンジンを交換。それだけにスタッフの疲労は境地に達していたはずだ。しかし「GR Garage水戸インターGR86」の力走がテンションを保たてさせていたから、ゴールの瞬間はピットが歓喜の嵐! 彼らへの感謝は、いくらしても余りある。
開幕戦での勝利は幸先良くもあり、24時間の長丁場はまた高得点の機会でもあるだけに、目標とするチャンピオン獲得にも大前進! 「GR Garage水戸インターGR86」は最高のスタートダッシュに成功した。
次回のレースは10月10日にスポーツランドSUGOで開催され、300kmでの戦いとなる。引き続き「GR Garage水戸インターGR86」の激走に、ご期待あれ!
▶▶選手コメント
久保凜太郎
メンテナンスタイムをあの時間に行ったのは、仕方なかったとはいえ、完全に失敗でした。でも、どうにかなったので、いいです(笑)。最後のタイヤ選択、あれがいちばん大きかったですね。トップチームにプッシュして、結果的に向こうにはトラブルが出ましたけど、しっかりと前に出られて良かったと思います。
悲願だった24時間レース優勝ができたのは、チームが一丸となれたから。特にメカニックの皆さんは2日間、ほとんど寝ていない状態だったので、本当に感謝しています。この調子で今後も勝ち続けて、目標であるチャンピオンに向けて突っ走りますので、応援よろしくお願いします。
細川慎弥
荒れたレースでしたね。でも、そんな状況の中でも、速さと強さは出せたかと思います。初ポールでもありましたし、去年からクルマも数回テストして、進化していたんで、その結果がしっかりレース結果に結びついたので、本当に良かったです、これはすごいことですよ!
坪井翔
24時間というのは壊れないことが大事ですし、すべてがうまく噛み合わないと勝てないレースなので、そういった中で新たに加入したチームで、しっかり勝つことができたので、チームとしても初のポールと優勝することができたので、すごくいいレースになったんじゃないかと思います。
松井宏太
僕は雨での中、夜に乗っていたんですが、その時にちょっと5クラスと接触があって、そこでメンテナンス時間を使っちゃったっていうのがあって。チームには申し訳なく思います。でも、挽回するのにチームのみんなが、一生懸命やってくれたので、こういう結果になってくれたから、嬉しいです。いい経験ができたと思います。
(文:秦直之)
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スーパー耐久シリーズに参戦するC.S.I Racingは、今シーズンもAドライバーに久保凜太郎を、Bドライバーに細川慎弥を引き続き起用。さらにCドライバーとして坪井翔を新たに加え、「GR Garage水戸インターGR86」で2シーズン目のST-4クラスに挑む。
本来、シリーズは3月末に鈴鹿で幕を開けるはずだったが、新型コロナウイルスの影響を受け、大幅なスケジュールの変更を余儀なくされ、全6戦での開催はそのままに、9月からのスタートに改められている。しかも、その初戦は富士スピードウェイで、24時間レースとして行われることになった。
そういった複雑な事情もあってか、かつては最多エントリーを誇り、最激戦区として知られたST-4クラスの開幕戦のエントリーは、わずか5台に留まってしまう。しかしながら、その5台はいずれも過去に優勝経験を持つチームからの出場とあって、まさに少数精鋭での激戦となることは、もはや必至でもあった。なお、今回は24時間レースということもあって助っ人に、GR 86/BRZレースクラブマンシリーズEXPERTクラス第1戦を制した、松井宏太を加えている。
【公式予選】
5か月も開幕が遅れ、より長いオフシーズンを過ごす格好とはなったものの、その間をむしろ有効に活用。マシンをより細かく見直し、改良すべきポイントは入念に改良、さらに数回にわたるテストも重ねてきた。まさに仕上がりは良好。実際、7月末に行われた公式テストにおいて、「GR Garage水戸インターGR86」はトップタイムをマークしており、このレースウィークにも意気揚々とサーキット入りすることとなった。
しかしながら、専有走行が行われた木曜日は、3セッションいずれもフルドライとはならず、絶えず路面状態が変化する微妙なコンディションであったため、トップタイムを記すことはできなかったものの、予選が行われた金曜日は天気が一転。ようやくフルドライでの走行が可能になった。
Aドライバー予選に臨んだ久保は、計測2周目に1分59秒589をマークしてトップに立ったばかりか、次の周には1分59秒053にまでタイムアップ。2番手にほぼコンマ4秒の差をつけた。続いて行われたBドライバー予選は細川が担当。久保よりも1周多くウォームアップを行なった後にアタックを開始して、まずは2分0秒059をマーク。その後、1分59秒649、1分59秒557と好タイムを連発するも、3番手に甘んじてしまう。
しかしながら細川はトップからコンマ1秒差におさめたこと、そして久保の築いたマージンもあって合算タイムにおいてトップとなり、初めてのポールポジションを獲得することとなった。なお、順位には反映されないが、Cドライバー予選を走行した坪井は1分58秒597、Dドライバー予選を走行した松井は1分59秒938を記録して、いずれもセッションのトップ。誰ひとりとして穴のない状態が確認され、まずは最高の立ち上がりを決めることとなった。
だが……。予選を終えた後にエンジンにトラブルが発覚。GR Garage水戸インターのメカニック主体のスタッフが夜を徹して交換し、決勝レースでの火種を取り除くことに。本来ならば、24時間もの長丁場に向けて、少しでもからだを休めたいタイミングでの労苦は、後にしっかり結果に反映されることとなる。
久保凜太郎
このオフにクルマをしっかりと進化させ、また坪井選手の加入で、その進化のスピードも上がりましたし、さまざまな積み重ねで、初めてのポールポジションを獲得することができました。今年はチャンピオンを獲るつもりで準備してきた結果が、ひとつ表れたと思うので、非常に満足しています。
決勝は天候次第ですが、専有走行で雨も走っていますし、こうやって天気が変わってドライになっても、こうやって速さが出せましたから、クルマ的には盤石です! あとはトラブルに見舞われたり、タイミングを外したりすることないよう、みんなで心がけます。
細川慎弥
今回の流れからすると、感触はまったく悪くなかったですね。チームの調子の良さと雰囲気で、これでポールが獲れなかったらヘコむなってプレッシャーがありましたから、安心しました。僕は3番手だったので(笑)。
決勝は長いし、去年いろいろあったので、焦らずじっくり。あとトラブルとか、接触みたいなちょっとしたミス、判断ミスなどドライバーがしなければ、クルマとドライバーに速さはあるので、きっと勝てると思います。
【決勝レース】
富士でのスーパー耐久における24時間レースは、今シーズンで3回目。過去2回は始まる前から、サーキット中に活気が満ちていたものだが、今回はコロナ禍の影響で入場者数の制限も設けられ、かつ観客にも三密回避が求められていたため、にぎわいに満ちるまでの状態ではなかった。とはいえ、観客には久々にレースを見る、ドライバーには久々に走りを見てもらえる喜びがあったのは間違いない。上空には雲が漂うようにはなっていたが、むしろ過ごしやすい状態の中、テンションMAXでレースは15時にスタートが切られた。
スタートを担当した久保のダッシュは絶妙、後続を寄せつけることなく1コーナーに飛び込んでいく。その後も安定したペースで、ライバルたちを久保は引き離していった。しかし、スタートから1時間を経過して間もなく、文字どおり雲行きが怪しくなる。ポツリポツリと雨が落ち始めたのも束の間、一気に大雨に転じ、ほぼタイミングを同じくしてストップ車両があったことから、最初のセーフティカー(SC)ランが実施される。
このタイミングで最初のピットストップを行い、細川に交替。それまでも20秒以上のリードを築いていた「GR Garage水戸インターGR86」ながら、SCラン中に異なるクラスの車両を2番手との間に挟んだこともあり、よりリードを広げることとなる。細川はウェットコンディションに転じてもトップをキープし続けていたが、雨脚は強くなる一方だったことから、3回目となるSCランを経て、18時7分に赤旗が出されてレースは中断。カミナリを伴う大雨により再開まで4時間以上を要し、ようやく22時30分にリ・スタートとなった。
ただ、再開されたとはいえ、依然として雨は降り続いており、強さを増すたびSCが導入されるの繰り返し。ライバルの追い上げを困難にするという意味では「GR Garage水戸インターGR86」に有利に事が進んだ一方で、SCラン中のスローペースは、いささかドライバーにはストレスもたまっていたことだろう。また、そのSCラン中にライバルチームは義務づけられた、10分間のメンテナンスタイムを消化していたため、さらにリードは広がる形ともなっていた。
順調に周回を重ねていた「GR Garage水戸インターGR86」ながら、好事魔多し。ちょうど折り返しを迎えた夜中3時に、松井がピットに戻ってくる。ST-5クラスの車両と接触があって、確認・修復と同時にメンテナンスタイムを費やすこととなったのだ。このタイミングでの10分のロスはあまりに大きく、トップを明け渡したばかりか2周近く離されることに。我慢の時がしばらく続く。
ただ、そのタイミングにもドライバーはコンスタントにタイムを刻んで、差を広げることなく周回を重ねていたことで、後に好機が訪れる。明け方には雨もやんで、やがてドライタイヤでの走行も可能な状態にまでコンディションは回復。そんな中、残り3時間を切って、また雨が降り出し、瞬く間に路面を濡らすことに。
ST-4クラスのライバル車両がすべてウェットタイヤに交換する中、「GR Garage水戸インターGR86」をドライブ中の久保はステイを判断! すぐに雨はやんだことから、久保は一気にトップとの差を詰め始める。2周近くあった差が40秒を切るまでとなった時、相手も観念したのだろう、22時間経過後の420周目に久保はトップに再浮上。それから7周後に、坪井と交代してもトップをキープし、そのままチェッカーまで駆け抜けていった。
先にも述べたとおり、決勝前夜にはほぼ徹夜でエンジンを交換。それだけにスタッフの疲労は境地に達していたはずだ。しかし「GR Garage水戸インターGR86」の力走がテンションを保たてさせていたから、ゴールの瞬間はピットが歓喜の嵐! 彼らへの感謝は、いくらしても余りある。
開幕戦での勝利は幸先良くもあり、24時間の長丁場はまた高得点の機会でもあるだけに、目標とするチャンピオン獲得にも大前進! 「GR Garage水戸インターGR86」は最高のスタートダッシュに成功した。
次回のレースは10月10日にスポーツランドSUGOで開催され、300kmでの戦いとなる。引き続き「GR Garage水戸インターGR86」の激走に、ご期待あれ!
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久保凜太郎
メンテナンスタイムをあの時間に行ったのは、仕方なかったとはいえ、完全に失敗でした。でも、どうにかなったので、いいです(笑)。最後のタイヤ選択、あれがいちばん大きかったですね。トップチームにプッシュして、結果的に向こうにはトラブルが出ましたけど、しっかりと前に出られて良かったと思います。
悲願だった24時間レース優勝ができたのは、チームが一丸となれたから。特にメカニックの皆さんは2日間、ほとんど寝ていない状態だったので、本当に感謝しています。この調子で今後も勝ち続けて、目標であるチャンピオンに向けて突っ走りますので、応援よろしくお願いします。
細川慎弥
荒れたレースでしたね。でも、そんな状況の中でも、速さと強さは出せたかと思います。初ポールでもありましたし、去年からクルマも数回テストして、進化していたんで、その結果がしっかりレース結果に結びついたので、本当に良かったです、これはすごいことですよ!
坪井翔
24時間というのは壊れないことが大事ですし、すべてがうまく噛み合わないと勝てないレースなので、そういった中で新たに加入したチームで、しっかり勝つことができたので、チームとしても初のポールと優勝することができたので、すごくいいレースになったんじゃないかと思います。
松井宏太
僕は雨での中、夜に乗っていたんですが、その時にちょっと5クラスと接触があって、そこでメンテナンス時間を使っちゃったっていうのがあって。チームには申し訳なく思います。でも、挽回するのにチームのみんなが、一生懸命やってくれたので、こういう結果になってくれたから、嬉しいです。いい経験ができたと思います。
(文:秦直之)